2009年6月20日土曜日

ガイドラインの解説の解説

「ひきこもり」対応ガイドライン(最終版)の解説

本文より抜粋

厚生労働省ではこれを受け、平成15年7月28日付で、各都道府県・指定都市等に対し、ガイドラインを業務参考資料として配付するとともに関係機関と連携し相談活動の充実を図るよう通知した。

Ⅰ章.「ひきこもり」の概念

「ひきこもり」は、単一の疾患や障害の概念ではありません

 「ひきこもり」はさまざまな要因によって社会的な参加の場面がせばまり、就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態のことをさします。

 これは,なにも特別な現象ではありません。何らかの理由で、周囲の環境に適応できにくくなった時に、ひきこもる」ということがありえるのです。

 このような「ひきこもり」のなかには、生物学的な要因が強く関与していて、適応に困難を感じ「ひきこもり」をはじめたという見方をすると理解しやすい状態もありますし、逆に環境の側に強いストレスがあって、「ひきこもり」という状態におちいっている、と考えた方が理解しやすい状態もあります。

つまり、「ひきこもり」とは、病名ではなく、ましてや単一の疾患ではありません。

また、「いじめのせい」「家族関係のせい」「病気のせい」と一つの原因で「ひきこもり」が生じるわけでもありません。

生物学的要因、心理的要因、社会的要因などが、さまざまに絡み合って、「ひきこもり」という現象を生むのです。

 ひきこもることによって、強いストレスをさけ、仮の安定を得ている、しかし同時に、そこからの離脱も難しくなっている、「ひきこもり」は、そのような特徴のある、多様性をもったメンタルヘルス(精神的健康)に関する問題ということが出来ましょう。

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解説の解説

「ひきこもり」はひきこもりという病気でないといっているわけです。

その原因に関しても様々で、自己防衛のための行動で、いったん陥ると脱出できなくなりやすいと言っています。

志田清治さんという方のブログにひきこもりになりやすいタイプが書いてありました。

非常に内気、神経質、おとなしい、几帳面、感受性が強い、完璧主義

なるほどと思いますが、これはすべての人間に当てはまるのではないでしょうか。

この性格以外の人を想像すると、

能天気で適当、元気で前向き、鈍感で自分本位

うーん。確かにこんな人はいそうですが、まれのような気がします。

血液型で言うとA型の性格に当てはまりそうですね。
(僕は血液型を信用していません)


つまり、誰でもなる可能性があるということです。

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