2009年8月5日水曜日

18歳成人

「18歳成人」容認 法制審部会が最終報告
“世界標準”にも並ぶ「18歳成人」への第一歩を踏み出した。

一方で引き下げにより、悪質な業者からの勧誘、よくわからないまま高額取引を行ってしまう若年者の消費者トラブルの被害拡大、ニートやひきこもりなど経済的自立や社会的適応ができない18、19歳の困窮の増大などを懸念。引き下げには消費者保護や教育、自立のための施策充実といった「一定の環境整備」の必要性を強調した。

報告書では、成人年齢の引き下げに伴い、成人に達するのは18歳の誕生日▽養子をとることができる年齢は従来通り20歳▽現行の男子18歳、女子16歳の婚姻年齢は男女とも18歳に-なども盛り込まれた。
ヤフーニュースより抜粋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090730-00000077-san-soci



ニートやひきこもりなど経済的自立や社会的適応ができない18、19歳の困窮の増大などを懸念・・という文章があんまり納得できないですね。

成人年齢が下がった事と、ひきこもりはあんまり関係があるとは思えません。


国家がこども達に対して、過保護になることはいいとは思えません。

むしろ18歳で大人なら、大学は成人学校ということであり、大学の形態が変わっていくことに希望をかけたいと思います。

大学が変わり、社会的意義の方向性が変われば、高校、中学もいつかその意味を変えて行ってくれると思います。

安易な退学や、学生の切り捨ても変わっていくのではないでしょうか。


「ひきこもり」は個人的な問題ですけど

その背景は、社会的な要因が強くかかわっていますから・・。

2009年7月22日水曜日

民主党参議院議員大久保潔重先生への陳情



7月19日、まなびながさき会長と副会長で、民主党参議院議員大久保潔重先生への陳情をいたしました。
(まなびながさきはひきこもり支援相談士認定協議会 九州支部の支援団体です)

陳情の内容
1.長崎県における不登校、ひきこもり、ニートの実態調査のお願い

日本国で問題になり、法律が施行されたにもかかわらず、長崎県での小学、中学、高校における不登校、ひきこもり、ニートの実態が公表されていない。(調査していない?)長崎でも、数多くのひきこもりのことを聞くのだが、その実態と数は不明。ホームページ上にも、公的な見解や実数は掲載されておらず、事態の深刻さを認識しているとは思いがたい。一刻も早く正確な実態調査をお願いしたい。


2.まなびながさきの活動に資金援助していただける企業、団体を募集
長崎県のこども支援のボランティア団体の多数は、ホームページを持っておらず、インターネットが有効に活用されていない。ひきこもり支援やフリースクールなど個別の活動は積極的に行っているのだが、各団体のホームページは少なく、一般市民やひきこもりで悩んでいる人たちへの情報提供が十分でない事が判明。市民力を有効に活用するためにも、インターネットの利用は不可欠。まなびながさきでは、積極的に福祉関係団体のホームページ作成支援や無料作成を開始しているが、活動資金の確保のため企業、団体を募集している事を伝える。



ひきこもりの問題は、国の問題でもあります。

「こどもを誰が育てるのか」という事の問いかけをしたいと思うんです。

日本には義務教育という制度があり、国が中学まで、教育を面倒見ましょうとなっています。

その教育制度の中で「ひきこもり」は、大量に発生しています。

親や先生のせいばかりではないと思います。

教育システムの欠陥や、救援体制の不備は一目瞭然です。

宮崎県知事ではないですが

「なんとかせんば!」そんな想いを伝えてきました。

届くといいんですが・・。

2009年7月11日土曜日

ひきこもり支援相談士のメルマガ☆スタート

メールマガジン「あおぞら」☆スタート(^.^)
Kyushu Branch発行

御購読はトップページにメルアドを入れるだけ!!

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=======================================
1.ひきこもり支援相談士って役に立つの???

2.どこが主催してるの???

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4.どこで申し込むの???

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2009年7月3日金曜日

子ども・若者支援法が成立

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http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009070101000334.html
中日新聞 より抜粋

 子ども・若者育成支援推進法を全会一致で可決し、成立させた参院本会議=1日午前

 学校に行かず就職もしていないニートや引きこもりの若者の自立を助けるための子ども・若者育成支援推進法案は1日午前の参院本会議で全会一致で可決、成立した。
 国や地方自治体に対し、ニート対策の実施や社会全体で若者を支援する環境づくりへの啓発活動を促しているほか、自治体には若者に必要な助言や情報を提供する相談センター設置を求めた。ただ、具体的な支援策の内容は規定せず関係省庁、各自治体に委ねられた。
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この
「ただ、具体的な支援策の内容は規定せず関係省庁、各自治体に委ねられた。」
というところが問題ですね。

学校、民間施設、病院とうまい連携をしないと、今の現状を突き崩せないかもしれません。

しかし、やっと動き出したということで、これからが正念場になるでしょう。

2009年7月1日水曜日

第2回「ひきこもり」支援を考える基本講座

第2回「ひきこもり」支援を考える基本講座

公開講座の場所 たらみ図書館

〒859-0406 長崎県諫早市多良見町木床2002番地
TEL.0957-43-4611 FAX.0957-43-4623

8月4日(火) 午後10時30分~11時30分

会場:講座室3 講師 ひきこもり支援相談士 竹村
定員 20人 料金 無料 講座時間 約50分
講座内容概略
1.ビデオによるひきこもりの実態
   ひきこもり外来医師の講義ビデオの抜粋他
2.ひきこもり支援相談士という資格について
3.「ひきこもり」状態にある人たちへ社会復帰支援講習の重要性

※講座受講希望の方は info@jisedainet-k.org にてお申し込み下さい。当日でも受講可能です。


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2009年6月25日木曜日

公開講座のお知らせ 「ひきこもり支援ながさき」

「ひきこもり支援ながさき」公開講座のお知らせ

「ひきこもり」支援を考える基本講座

公開講座の場所 
アマランス・長崎市男女共同参画推進センター

長崎市魚の町5番1号(長崎市民会館1階)TEL 095-826-0018
7月22日(水) 午後7時~8時
会場:会議室2 講師 ひきこもり支援相談士 竹村
定員 12人 料金 無料 講座時間 約50分
講座内容概略
1.ビデオによるひきこもりの実態
   ひきこもり外来医師の講義ビデオの抜粋他
2.ひきこもり支援相談士という資格について
3.「ひきこもり」状態にある人たちへ社会復帰支援講習の重要性


※講座受講希望の方は info@jisedainet-k.org にてお申し込み下さい。当日でも受講可能です。


詳しくは「ひきこもり支援ながさき」でご確認下さい。

2009年6月20日土曜日

ガイドラインの解説の解説

「ひきこもり」対応ガイドライン(最終版)の解説

本文より抜粋

厚生労働省ではこれを受け、平成15年7月28日付で、各都道府県・指定都市等に対し、ガイドラインを業務参考資料として配付するとともに関係機関と連携し相談活動の充実を図るよう通知した。

Ⅰ章.「ひきこもり」の概念

「ひきこもり」は、単一の疾患や障害の概念ではありません

 「ひきこもり」はさまざまな要因によって社会的な参加の場面がせばまり、就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態のことをさします。

 これは,なにも特別な現象ではありません。何らかの理由で、周囲の環境に適応できにくくなった時に、ひきこもる」ということがありえるのです。

 このような「ひきこもり」のなかには、生物学的な要因が強く関与していて、適応に困難を感じ「ひきこもり」をはじめたという見方をすると理解しやすい状態もありますし、逆に環境の側に強いストレスがあって、「ひきこもり」という状態におちいっている、と考えた方が理解しやすい状態もあります。

つまり、「ひきこもり」とは、病名ではなく、ましてや単一の疾患ではありません。

また、「いじめのせい」「家族関係のせい」「病気のせい」と一つの原因で「ひきこもり」が生じるわけでもありません。

生物学的要因、心理的要因、社会的要因などが、さまざまに絡み合って、「ひきこもり」という現象を生むのです。

 ひきこもることによって、強いストレスをさけ、仮の安定を得ている、しかし同時に、そこからの離脱も難しくなっている、「ひきこもり」は、そのような特徴のある、多様性をもったメンタルヘルス(精神的健康)に関する問題ということが出来ましょう。

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解説の解説

「ひきこもり」はひきこもりという病気でないといっているわけです。

その原因に関しても様々で、自己防衛のための行動で、いったん陥ると脱出できなくなりやすいと言っています。

志田清治さんという方のブログにひきこもりになりやすいタイプが書いてありました。

非常に内気、神経質、おとなしい、几帳面、感受性が強い、完璧主義

なるほどと思いますが、これはすべての人間に当てはまるのではないでしょうか。

この性格以外の人を想像すると、

能天気で適当、元気で前向き、鈍感で自分本位

うーん。確かにこんな人はいそうですが、まれのような気がします。

血液型で言うとA型の性格に当てはまりそうですね。
(僕は血液型を信用していません)


つまり、誰でもなる可能性があるということです。